秋季防災訓練を実施しました
令和元年10月25日、大田校にて防災訓練を実施しました。大田校では、春季と秋季の2回、防災訓練を行っています。
訓練では、東京消防庁蒲田消防署羽田出張所消防官のご指導のもと、地震発生時の安全確保及び津波避難訓練を行いました。
はじめに、地震が発生した直後を想定し、「姿勢を低くし、頭や体を守る」安全確保行動をとる訓練を行いました。続いて、揺れは収まったものの、大津波警報が発表されたという想定で、2号館4階にある体育室へと避難する訓練に移りました。
実習場から体育室への避難のようす。みなさん集中して、素早く避難場所まで向かっていました。
避難完了後、蒲田消防署羽田出張所消防官から講評をいただき、地震の際に必要な備えに関するお話をいただきました。
その後、熊本地震で起きた災害の事例を扱ったDVDを視聴し、身の回りで起こりうる災害に対する、具体的な対策を学びました。
最後に、校長先生からお話がありました。大きな災害が起こった際には、特に大都市圏において物流の混乱による食料不足が問題となるため、普段から備蓄しておくことが重要であることなど、実体験に基づいたお話をいただきました。
地震は発生時期の予測が非常に難しいため、いつ起きたとしても最善の行動ができるよう、普段から準備を重ねることが肝心です。この防災訓練が、身の回りの安全を考えるきっかけになれば幸いです。