Tokyo Metropolitan Vocational Skills Development Center

東京都 東京都立城南職業能力開発センター 大田校

板金溶接科 修了生の言葉②

前号に引き続き、板金溶接科の修了生からいただいたコメントをご紹介します。

〇もっと学びたい

 大田校での訓練修了後、金属製品製造業の会社に正社員として就職しました。現在は業務として、溶接やベンダー(金属を曲げる機械)、バリとり(仕上げ加工の1つ)、その他、先輩の補助として機械のカバーケースを作製しています。まだまだ、うまくできないこともあり、先輩方に怒られながらも日々頑張っています。
 私が訓練を受けようと思ったきっかけは、職歴が無さ過ぎて、会社に応募するのが怖くなっていたところ、ハローワークの職員から「訓練校に行ってみたら?遠回りに見えるかもしれないけど、一番の近道」とアドバイスを受けたことです。どんな訓練があるのか、どんな内容なのかと、様々な訓練校の見学会に参加しました。
 CADの科目をみたり、機械加工の科目等、色々見学したところ、大田校の板金溶接科の見学に行きつきました。見学会の際に気になることがあり、見学会等と相談を数回行いました。質問等に対しても納得のいく説明を「詳しく」「丁寧に」してもらい理解が深まるうちに、板金溶接科を受けたいという気持ちが強くなりました。
 入校後は、課題も多く毎日がとても忙しく、初めは「ついていけるのか」とも感じましたが、4か月目を過ぎたあたりから、わかる、できるという項目が徐々に増えていき、気が付くと楽しいと感じていました。
 今思い返してみても、訓練で学んだことが担当業務で行っているベースとなっています。訓練生活は、もう一度、板金溶接の訓練を受けたいと思えるくらい充実していました。訓練終盤には、溶接などのものづくりに携わりたいと強く思い、現在は、機器のカバーなどの溶接や曲げを担当しています。
                           平成29年 30代女性 修了後正社員採用

板金溶接科のページはこちら

メタルスタンド CAD操作