Tokyo Metropolitan Vocational Skills Development Center

東京都 東京都立多摩職業能力開発センター

「変革の時代を勝ち抜く人づくり」シンポジウムin多摩

 平成29年7月28日(金)、今年度新たに立ち上げた地域人材育成プラットフォーム化事業の一つとして「変革の時代を勝ち抜く人づくり」シンポジウムを開催しました。当日は大変多くの方々(86名)にご参加いただきました。

 シンポジウムは2部構成で行い、第1部の基調講演では、一般社団法人クラウドサービス推進機構理事長の松島桂樹氏より、Society5.0の時代において求められる人材像や人材育成のあり方について、具体例なども交えながらお話いただきました。「知識や技術がIoTやAI、ロボット等に取って代わられるであろうこれからの時代は、知識を教えるだけの教育では限界があり、本人の気づきを重視したコーチング型の教育が求められる」など、これからの時代における人材育成のあり方について、多くの貴重なヒントをいただきました。

 また、第2部のパネルディスカッションでは、以下の方々をパネリストに迎え、変革期における人材育成の考え方や求められる人材像等について議論が行われました。

 モデレータからの質問にパネリストが答えるかたちで活発な議論が行われ、パネリストそれぞれの視点から数々の貴重なコメントをいただきました。

「このような時代に求める人材像は、会社の問題を自分の問題として考えることのできるミッション意識の高い人材」(松橋社長)

「人材育成はあきらめないこと。ときには繰り返し同じことを継続して言うことも必要」(平山課長)

「従業員が自ら学び考えるような職場環境を作ることが大切」(松島氏)

 また、後半の質疑応答では、パネリストに対し、参加者から多くの質問が寄せられました。

 最後は、モデレータの高島氏がパネルディスカッションの内容を総括し、「良い人材を採用することがますます難しくなってきているなかで、激変する経営環境に適応できるよう、今いる人材を自主的に考え行動できる人材に育成していくことが、今後より重要になってくると言えるでしょう。」という言葉で締めくくられました。

シンポジウム1   シンポジウム3

            「変革の時代を勝ち抜く人づくり」

 第1部   基調講演  「変革期を勝ち抜く人材育成のあり方~Society5.0の時代に向けて~」 

             一般社団法人クラウドサービス推進機構 理事長  松島 桂樹 氏
            【内容(予定)】
             ・Society 5.0、第4次産業革命とは
             ・第4次産業革命を担うのは誰か
             ・人材不足と言われているが、企業には今、どんな人材が求められているのか
             ・その人材像を目指して、どのように育成していくのか

 第2部   パネルディスカッション

       パネリスト
             坂西精機株式会社 総務課長 平山 達之 氏
             株式会社メトロール 代表取締役社長 松橋 卓司 氏
             一般社団法人クラウドサービス推進機構 理事長  松島 桂樹 氏(基調講演者)

       モデレーター 
             経営コンサルタントTMI主宰 高島 利尚 氏

実施日時

     平成29年7月28日 (金)  終了しました。
     14時30分~17時(受付開始 14時)
     

実施場所

    (公財)東京都中小企業振興公社 多摩支社2Fセミナー室
    (昭島市東町3-6-1)

参加対象  ※募集は修了しました。

     中小企の経営者をはじめ、本テーマに関心のある方
     ※どなたでもご参加いただけます。

募集定員

     先着150名(事前申込制)
     参加費  無料