Tokyo Metropolitan Vocational Skills Development Center

東京都 東京都立多摩職業能力開発センター

経営者インタビュー~人材育成、職業訓練に関する"ホンネ"を聞く~

多摩地域の中小企業の経営者の方々に、人材確保・人材育成の視点から、職業能力開発センターで実施している職業訓練をどうとらえているかなどについてインタビューしました!

松村園芸株式会社 取締役総務部長 松村 京美氏

   所在地:東京都東久留米市幸町3-4-2
   開 業:昭和35年4月
   事業内容:維持管理工事、庭園工事、
        屋上・壁面工事、緑化(植栽)工事、
        公園工事、診断・治療、調査・設計
   従業員数:20名
   会社HP:https://matsumura-engei.com/index.html

Q1 採用に当たっては、どのような点を重視していますか。

 技能や経験よりも、人柄や印象で、お客様とのコミュニケーションがスムーズにいきそうか、きちんとお話ができそうかを見ています。他の人とのコミュニケーションがうまくいかないと、辞めてしまう確率も高くなるようです。

Q2 社員の職場定着のために、どのような工夫をされていますか。また、どのようなご苦労がありますか。

 早く一人前に仕事ができるように、積極的に、早めに、現場を持ってもらっています。ちょっと覚えたくらいでは、尻込みしてしまう場合もあるでしょうが、技術は後からついてくるので、1つの公園全体を担当したいなど、先々を見据えた思い(目標)を持って挑戦してほしいです。
 また、長く働いている社員は時間より仕事を優先し、新しい社員は時間を優先する傾向があるので、その間に価値観の違いがあり、「働き方改革」の流れもあって、折り合いをつけるのに苦労しているところです。

Q3 職業訓練を受けて、実際に貴社で働いている修了生はどのような感じですか。

 職業訓練を受けてから入社すると、経験者同様、この仕事についてのイメージがあるので、ミスマッチが起こりにくいです。この分野の経験が全くないと、自宅でのガーデニングをイメージしがちで、肉体労働であったり、天候に左右される屋外作業であったりというリアルな感覚を持つことが難しいです。修了生は、そのような感覚を既に持っていて、この仕事に対する覚悟のようなものがあります。

Q4 職業訓練に期待することはどのようなことですか。

 知識も必要ですが、先生や友達とのコミュニケーション、人との繋がりを大切にすることを学んでほしいです。挨拶や連絡などの「報・連・相」の基礎の所を身に着けてほしいです。

Q5 職業訓練を外部にもっとアピールするために、何かお考えはありますか。

 庭園、造園関係の科目については、単なる「庭師」とは違うということを伝えた方が良いと思います。例えば、樹木の種類や植え方によって、環境を良くすることに役立ったり、防火に役立ったりしています。「環境問題や災害対策に貢献する」などとアピールすれば もっと関心を持ってもらえるのではないでしょうか。   

松村取締役総務部長、ありがとうございました。