Tokyo Metropolitan Vocational Skills Development Center

東京都 東京都立多摩職業能力開発センター

経営者インタビュー~人材育成、職業訓練に関する"ホンネ"を聞く~

多摩地域の中小企業の経営者の方々に、人材確保・人材育成の視点から、職業能力開発センター

で実施している職業訓練をどうとらえているかなどについてインタビューしました!

株式会社昭立造園:取締役総務部長 阿部 祐子 氏(29年度多摩職業能力開発連絡協議会委員

所 在 地:東京都昭島市緑町3-19-23   創業:昭和46年5月

事業内容:造園工事・公共緑化工事、植木の手入れ・ガーデニング・エクステリア、自動車事故の損害復旧

従業員が、優秀な技能・技術を持ち、後進の指導・育成等に多大な貢献をした建設技能者として優秀施工者国土交通大臣顕彰(通称:建築マイスター)を受賞しました。

従業員数:66名 (関連会社含む)   

会社 HP: http://www.shouritu.com/ 

(Q1)(修了生に限らず)採用に当たっては、どのような点を重視していますか。

 まずは協調性です。1つの現場を数名で作業を行いますので、協調性があるかを見ています。あとは、体力と健康面です。「この仕事は〇〇に負担がかかるが大丈夫か」といった聞き方で本人に確認しています。腰が悪いから辞退しますという方もいらっしゃいましたし、働いてみたら、体力的に続かなかったという人もいましたので。

           

(Q2)訓練を受け、実際に貴社で働いている修了生はどのような感じですか。

 植木の手入れやガーデニングって趣味の延長というイメージをお持ちの方が多く、パッと飛び込んで来られる方もいらっしゃいます。趣味と仕事の違いでミスマッチが発生してしまうこともあります。

 その点、訓練を経験してくると、仕事に対する認識が違います。実際に仕事に就いてから「こんなはずじゃなかった」ということはなく、仕事を理解した上で入社してきています。訓練を通じて「自分のやりたいこと」がきちんと明確化しているからでしょう。

 

       

(Q3)就職してからのミスマッチを防ぐにはどうしたらいいと思いますか。

 造園、植木屋というと「個人のお宅へ伺って、脚立を使って庭木を切る(個人邸の管理)」イメージをお持ちの方が多いのですが、当社の場合は個人邸の管理作業もありますが、商業施設や公園、団地といった公共的な施設での植栽や剪定・草刈りなどの仕事の割合が多いです。

 会社によって仕事の色合い・得意分野は異なるので、ミスマッチを防ぐためにも当社では面接の際に仕事内容をしっかりと伝えるようにしています。訓練校でもそのような点をお伝え頂き、修了生の皆さんには会社情報をしっかりとつかんでご自身に合う企業を見つけてほしいです。

  

(Q4)職業訓練を外部へもっとアピールするために、どのようなアイディアがありますか。

 訓練校で合同説明会・面接会を開催するのがいいと思います。訓練校の施設や設備を企業や求職者・学生の人に見てもらうことが一番です。人を採用したい企業は、求職者との出会いの場を探していますが、広告宣伝費をかけられない企業もあるので、合同説明会・面接会は有効だと思います。その際に施設見学を開催されれば訓練内容も理解してもらえますし、さらに生徒と交流できると修了生の魅力が伝わると思います。

     

(Q5)これから訓練を受けてみようという人に向けて、エールをお願いします。

 訓練を通していろいろな経験を積むことができます。資格を取ってから面接を受ける方が当然有利です。何よりも仕事への理解も深まり、就職後のミスマッチも防げます。さらに同じ職を目指す仲間ができます。訓練校は遠回りではなく、多くを得ることが出来る場所です。

         

阿部 部長ありがとうございました。