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経営者インタビュー~人材育成、職業訓練に関する"ホンネ"を聞く~

多摩地域の中小企業の経営者の方々に、人材確保・人材育成の視点から、職業能力開発センター

で実施している職業訓練をどうとらえているかなどについてインタビューしました!

光工業株式会社 :代表取締役 西﨑 慎二 氏(29年度多摩職業能力開発連絡協議会委員)

                                        

所 在 地:八王子市石川町2968-3    設立:昭和25年5月

事業内容:筺体(きょうたい)を中心に大型から小型パーツまでの金属塗装を専門とする

従業員数:95名    会社 HP: http://www.hikarikogyo.co.jp/index.html  

                                   

(Q1)まず、社長の「職業訓練」に対するイメージについてお聞かせください。

 訓練の修了生は、就職に対する心構え、職業人としての心構え、仕事に対する心構えが身についていると思う。
  入社して短期で辞めてしまうのはお互いにとって不幸であり、できれば骨を埋める覚悟で入ってほしいが、訓練の修了生は、現場にすんなり入って、働くという意識があり、会社への定着率は高いのではないかと感じている。     

                  

(Q2)(修了生に限らず)採用に当たっては、どのような点を重視していますか。

 採用にあたり、面接と論文を課している。論文のテーマは、次のとおり

① なぜ当社を選んだか(→会社のいいところを強化していくために参考とする。)                   ② 夢は何か。

表面的なことではなく、具体的な夢を聞きたい。それで、ある程度根性がわかる。ある生徒は給料を聞いてきた。こういう質問をする子はめったにいない。やる気がある。実際、雇ってみるとガッツが感じられた。         

                   

(Q3)訓練を経由して就職しようとすると、科目によっては1~2年程度の時間がかかります。

   そのメリットはあるでしょうか?

 就職するまでの充電期間と考えればいいのでは。入社時に1~2年の時間的な差ができても、入ってから2、3年もあれば挽回できる。
  就職すると、ガツガツした職人集団の中で生活することになるので、1~2年間、精神的に鍛えられるのはいいことだと思う。      

                   

(Q4)実際に貴社で働いている修了生たちはどのような感じですか?

 見た目はおとなしいが、ガツガツしている。技術のベースがあることに加え、意識が高く意欲的。早く即戦力になりたいと思っている。
  企業としても伸ばせる部分は伸ばしたいと思っており、もっと仕事をやりたい、やりたいのにやらせてもらえないというオーラが感じられたので、お客様の現場への派遣をはじめ、多くの経験を積ませている。その中で揉まれて成長している。企業としても育てる努力を惜しまない。
                

(Q5)訓練を受けた方がもっと職場で活躍できるかも?!というタイプの人はどんな人だと思いますか。

 進学しないから就職、何となくストレートに就職してしまったタイプは、使う方も大変。また、働かなくてもいい環境なのに働いている人も同様。やはり、働きたいというマグマは湧いているけれども、今すぐにということではなく、1年間いわば充電してからと考えられる人だろう。                    

              

(Q6)人材育成についての社長のお考えをお聞かせください。

 社員の意欲に応えるべく、高めの球を投げている。教える環境を整えている。やる気を持続するように、その人のレベルよりちょっと上の仕事を与えている。会社側のやり方次第で、社員の目的意識を高めることができると思う。

         
                   

(Q7)これから訓練を受けてみようという人に向けて、エールをお願いします。

 訓練を受講する1年間は短い。すぐ取り返せる。決して足踏みではない。ストレートに漠然と就職するより、この1年間によって、次の20~30年が充実したものになるはず。仲間とライバル心を持って過ごすと意欲が高まる。ぜひ、職業訓練のルートを経由して入社してほしい。1年遅れてもデメリットなどない。かえって有利になるはず。

     

西﨑社長ありがとうございました。