介護サービス科
期間 | 対象 | 課程 | 入校時期 |
---|---|---|---|
6か月 | 一般向け | 短期(授業料等無料) | 4・7・10・1月 |
訓練科の概要
高齢社会をむかえ、高齢者福祉施設等の整備が進むとともに、在宅における高齢者の生活を支援する制度も充実しつつあります。
より専門的な知識・技術が求められており、介護サービス科においても、平成25年度より介護職員実務者研修を開始しました。介護サービスに従事しようとする方を対象とした基礎的な職業教育として、対人理解や援助の基本的な視点と理念、専門職として職務にあたる上での基本姿勢や知識・技術などを習得します。
科目紹介 動画
就職先の声・修了生の声
令和3年6月修了生と就職先・令和4年3月修了生と就職先のインタビューを行いました。ぜひご覧ください。
授業風景
就ける仕事
訪問介護員(ホームヘルパー)
自宅で、介護を必要とする人に対して、入浴、排泄、食事等の介護その他の日常生活上の世話を行う。
施設介護職員
福祉施設において利用者の日常生活全般に関わる援助を行う。
仕事に就いた後
就職3年目の先輩の言葉
修了後、すぐ就職して、訓練で習得したことがとても役に立ちました。また、実務経験3年を経て、介護福祉士の国家資格を取得することができました。
就職5年目の先輩の言葉
ホームヘルプサービスや移動支援などを行うNPOで、サービス提供責任者として勤務しながら介護福祉士を取得しました。その後、社会福祉法人に移り、経験を活かして、ホームヘルプサービスなどの新事業を開始しました。充実した日々を送っています。
※旧カリキュラムによる訓練修了者の言葉です。
資格等
取得できる資格
- 実務者研修修了証明書
関連資格
- 介護福祉士
主な就職先
入所施設系
特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、指定介護療養型医療施設、養護老人ホーム、有料老人ホーム、グループホームなどの高齢者施設、入所支援施設(療護施設・更生施設)、グループホームなどの障害者施設
在宅・通所系
高齢者・障害者への訪問看護事業所、生活介護・自立訓練・就労支援等の障害福祉サービス事業
就職情報
令和4年度実績
〇就職率:100%
〇求人倍率:約9.3倍
令和4年度修了生の主な就職先
令和4年度修了生の主な就職先は以下のとおりです。
株式会社 大崎ホームヘルプサービス
社会福祉法人 三交会
社会福祉法人 徳心会
社会福祉法人 大三島育徳会
社会福祉法人 福栄会
社会福祉法人 桜花
訓練教科目
【800時限】
区分 | 教科目名 |
標準 時限数 | 訓練内容 |
---|---|---|---|
学 科 |
人間の尊厳と自立 | 8 | 尊厳の保持、自立・自律支援、ノーマライゼーションなど |
社会の理解Ⅰ | 8 | 介護保険制度の体系、目的、サービスの種類と内容など | |
社会の理解Ⅱ | 40 |
社会と生活、地域共生社会、社会保障制度、 障害者総合支援制度など |
|
介護の基本Ⅰ | 16 | 介護福祉士の役割、介護福祉士の倫理など | |
介護の基本Ⅱ | 28 |
介護を必要とする人の生活の理解と支援、 介護従事者の安全など |
|
コミュニケーション技術 | 28 |
介護場面における利用者・家族とのコミュニケーション 介護におけるチームマネジメントコミュニケーション |
|
発達と老化の理解Ⅰ | 16 | 老化に伴う心・からだの変化と日常生活への影響 | |
発達と老化の理解Ⅱ | 28 |
人間の成長・発達、老年期の発達・成熟と心理 高齢者に多い症状・疾病等と留意点 |
|
実 技 |
生活支援技術Ⅰ | 28 | 生活支援とICF、ボディメカニクスの活用など |
生活支援技術Ⅱ | 40 |
利用者の心身の状態に合わせた生活支援技術 (移動・移乗、食事、入浴、排せつ、 人生の最終段階における介護、福祉用具等の活用など) |
|
介護過程Ⅰ | 28 | 介護過程の基礎的知識、展開、チームアプローチ | |
介護過程Ⅱ | 36 |
利用者の状態について、 事例を設定・介護過程を展開情報収集、アセスメントなど |
|
介護過程Ⅲ | 60 | 介護過程の展開の実際 | |
こころとからだのしくみⅠ | 28 | 介護に関係した身体の仕組みの基礎的な理解 | |
こころとからだのしくみⅡ | 80 | 人間の心理、人体の構造と機能など | |
認知症の理解Ⅰ | 16 |
認知症ケアの理念、認知症による生活障害、 心理・行動の特徴など |
|
認知症の理解Ⅱ | 28 |
医学的側面から見た認知症の理解、 家族への支援の実際 |
|
障害の理解Ⅰ | 16 |
障害者福祉の理念、障害による生活障害、 心理・行動の特徴など |
|
障害の理解Ⅱ | 28 |
医学的側面から見た障害の理解、 障害の特性に応じた支援の実際 |
|
医療的ケア | 68 | 医療ケア実施の基礎、喀淡吸引、経管栄養 |