メカトロニクス
- 期間
- 2年
- 対象
- 概ね30歳以下
- 課程
- 普通(授業料等有料)
- 入校時期
- 4月
- 昼夜
- 昼
メカトロニクス技術によってエアコン・ビデオのような家庭用電化製品から新幹線・発電所・スペースシャトル等に至るまで最先端の物の多くは作られています。
メカトロニクスとはメカニクスとエレクトロニクスの合成語です。この科では、未来の夢を実現するために、メカニクス(機械工学)とエレクトロニクス(電子工学)さらにはコンピュータ制御を基礎からしっかりと勉強します。卒業制作では、これらをしっかりと融合させた課題に取り組みます。
資源の少ない日本の国にとって、これからの基幹産業として期待されている分野のひとつです。

主な設備
[プログラム・ハードウェア実習室]
マイクロコンピュータのプログラム開発をメインにC言語、アセンブラ言語、CAD、インターネットのコンテンツなどを勉強します。また、電子回路のプリント配線基板の製作、各種の測定作業を行います。
◇CAD/CAM装置(1人に1台)
自分で設計した部品を製図し、工作機械で自動的に削り出すためのプログラムを作ります.
◇ パーソナルコンピュータ(1人1台)
機械を制御するコンピュータのプログラムを開発します。そのほか、回路図を書いたり、各種の仕様書を作成するなど、メカトロニクス科のメインのコンピュータです。
[制御組立実習室]
空気圧を使った実験・実習、自動制御運転機械の組立・調整を行います。
◇ 工業ロボット(6台以上)
無人化工場などで活躍しているロボットの基本的な操作法を学びます。
◇ 空気圧制御実験装置
直線的な動きを伴う機械の動力には、モータよりもエアシリンダが便利。その使い方を徹底的に学びます。
◇ オシロスコープと任意波形発生機(10組)
電子回路を扱うときの最も基本的な測定器。この使い方を完璧にマスターできるようにします。
その他にも最新の設備がたくさんあります。もちろんインターネットにもアクセスできます。
教科の内容
2年間で3200時間の学科や実習が予定されています。少人数で機械やコンピューターをふんだんに使えます。
| 教科目 | 科目の内容 | 時限数 (2年) |
|
|---|---|---|---|
|
学
科 |
メカトロニクス工学概論 | 電気技術と機械、産業用ロボット、生産機械の機構と制御 | 56 |
| 制御工学概論 | 制御理論、シーケンス制御、コンピュータ制御 | 68 | |
| 機械工学 | 機械要素、機構と運動、原動機、機械一般 | 56 | |
| 電気工学 | 電気理論、電動機、発動機、変圧器、制御用電気機器 | 68 | |
| 電子工学 | 半導体工学、電子回路、制御回路、マイクロコンピュータ | 68 | |
| 情報通信工学概論 | 情報通信、インターフェース、ネットワーク | 68 | |
| 製図 | JIS製図規格、機械製図法、電気製図法、CAD | 48 | |
| 測定法及び試験法 | 計測法概説、計測・試験機器、材料試験 | 48 | |
| 制御機器ソフトウェア | プログラム言語、プログラミング論、制御プログラム作成論 | 80 | |
| メカトロニクス機器組立法 | 機器組立て・調整法、制御系の組立て・調整法 | 68 | |
| その他の学科 | 材料力学、応用数学、安全衛生、機械設計、機械工作法など | 628 | |
|
実
技 |
コンピュータ操作基本実習 | コンピュータ基本操作、オペレーティングシステム | 48 |
| 電気・電子回路組立実習 | 配線及び束線、電子回路組立て、電気回路組み立て | 144 | |
| 制御プログラム作成実習 | 基礎プログラミング、機器制御プログラミング | 256 | |
| メカトロニクス機器組立実習 | 機械組立て・調整、制御系の組立て・調整 | 224 | |
| メカトロニクス機器組立実習Ⅱ | 設計、機械組立、調整法、制御装置組立 | 248 | |
| その他の実技 | 製図基本演習、安全衛生作業、総合保守実習など | 1024 | |

主な就職先
機構設計・電子回路設計・プログラム設計と全てを請け負う「各種自動化機器製造会社」等の研究開発型企業を目指します。制御ソフトウェアの開発を主にしている「ソフトウェアハウス」というのもあります。もしも望むならば、自動化機器のメンテナンスや営業の仕事もあります。
取得できる資格等
- 技能士補(技能照査合格者)