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労働問題相談室(労働相談Q&A)

6 もう働きつづけられない?

Q40 契約途中で「辞めてくれ」と言われた

契約期間の途中で「辞めてくれ。」と言われました。どうしようもないのでしょうか

これが原則

  1. 有期契約は労使ともに、原則としてその期限を守る義務がある。
  2. 会社は、真に「やむを得ない事情」がない限り、途中解約はできない。
  3. 解約事由が会社の事情(過失)による場合は、労働者に対する損害賠償の問題が生じる(民法第628条)。

契約期間の定めがあるものは、解約について特約がない限り勝手にその期限満了前に契約を解約することはできません。これは、労働者や使用者を問わず同じです。どうしても契約を続けられない「やむを得ない事情」がある場合に限って中途解約が認められます。

ここを確認

  1. 辞めてもらえないか、というお願い(合意解約の申入れ)なのか、一方的な解約の通知なのか。
  2. 真にやむを得ない事情があるのか。その事情はどんなものか。
  3. 誰が言ったのか。人事権のある者の発言か。
  4. 賠償請求する場合、その内容は適切か。

合意解約の申入れの場合は、あくまでも申込みにすぎませんので、労働者が応じたくなければ「ノー」と言えば、契約関係は維持されます。条件によって解約に応じても良いのであれば、その条件を確かめることが大切です。

人事権のある立場の者から、業績不振などのが真に「やむを得ない事情」によって行った解約告知(通知)の場合は、30日以上前に予告することによって解約は可能です。その解約が専ら会社側の都合(過失)による場合は、会社は途中解約によって生じた労働者の損害を賠償しなければなりません。損害の範囲は契約が解約されなかったならば得られたはずの利益(残りの期間の賃金)相当額になります。

こんな対応

  1. 人事権のない者の発言の場合は、人事権を持つ者に会社の真意を確かめる。
  2. 真にやむを得ない事情があるかを確かめることが不可欠
  3. 労働者側から申し出たものでない限り、退職を認める文書には安易に署名捺印しない。
  4. 賠償義務の内容について、納得できるまで労使で協議する。

途中で解約せざるを得ない真に「やむを得ない事情」がどういうものなのか、人事権限のある者から、しっかり確認することが大切です。
その際、退職を求める文書を提示されても安易に応じず、仮に賠償条件等で折り合いがついて合意解約するときには、その内容を盛り込んだ文書を作成すると安心でしょう。
また、中途解約が真に「やむを得ない事情」であるかどうかは、労使が充分話し合い納得することが必要です。
話し合いに応じてくれないとか、表面的・部分的な説明しかしてくれなかったとかいうときは、労働相談情報センターにご相談ください。

労働相談Q&Aはあくまで一般的な内容のものです。
具体的な内容については、労働相談情報センターへ電話、来所してご相談ください。
なお、メールでのご相談には応じておりません。

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