労働問題相談室(労働相談Q&A)

4 セクシュアルハラスメント

Q29 更衣室の設備が十分でない

会社の女性更衣室は設備が十分でなく、着替えをしているときにのぞかれるかもしれず不安です。


これが原則

労働者のために良好な職場環境を整備し提供するのは、会社の責任である。

セクシュアルハラスメントは個人の問題にとどまらず職場環境の問題であり、労働者のために良好な職場環境を整備し提供するのは、会社の責任です。
セクシュアルハラスメントは職場の環境を悪化させ、働く人、とくに女性の働く権利や人権を侵害し、直接的な不利益を与えたり、その結果働き続けることができなくなるといった状況をもたらすものです。
また会社にとっても、職場秩序を乱し、業務の円滑な遂行を阻害するなどの損失をもたらす問題です。
セクシュアルハラスメントを未然に防止するための取組は、会社自身にとって必要とされることです。

ここを確認

  1. 更衣室の設備の不備な点を確認し、改善策を検討する。
  2. 設備不十分な原因を確認する。

更衣室を安心して使用するために、従来の更衣室の不備を早急に確認し、改善策を検討しましょう。また、設備が不十分な原因が何であるか確認しましょう。
会社の認識が低いためなのか、設備を改善する経費が不足しているためなのか、様々な原因が考えられます。

こんな対応

  1. 安心して使用できる更衣室の設置を要求する。
  2. もしも更衣室をのぞくような行為があった場合には、会社の相談窓口や労働相談情報センター等に相談する。

会社自身が雇用管理において男性中心の発想から抜け出せず、女性労働者の活用や能力発揮を考えていない場合があります。このような会社の対応が、そこで働く労働者の意識や行動にも影響を与え、セクシュアルハラスメントのおこりやすい環境をつくり出しています。
これまでは男性中心の発想から、男性にとっては働きやすい職場環境であったとしても、女性の社会参加を進め、対等な立場で仕事をしていくためには、女性にとっても働きやすい職場環境にしていくことが必要です。そのために、様々な変化を求めることは女性にとって当然の権利です。安心して使用できる更衣室について早急に会社に対処してもらいましょう。
また、もしも更衣室をのぞくような行為があったならば、人格権の侵害にあたりますので、すみやかに会社の相談窓口や労働相談情報センター等にご相談ください。

労働相談Q&Aはあくまで一般的な内容のものです。
具体的な内容については、労働相談情報センターへ電話、来所してご相談ください。
なお、メールでのご相談には応じておりません。

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