調査・統計
介護離職防止施策検討のための特別調査
- はじめに
今日では少子高齢化の急速な進展を背景として、介護を理由として離職する人が増えています。介護で離職する人は企業にとって中核的な人材であることが多く、経営に直結します。そのため、介護と仕事を両立できる環境を整えることは急務となっています。
さらには、生涯未婚率の上昇や兄弟姉妹の人数の減少といった家族構成の変化に加え、女性の社会進出等に伴う共働き世帯の増加といった働き方の変化が今後さらに進展していくことが見込まれます。そのため、介護の役割分担をする親族の不足が予想され、介護と仕事の両立をめぐる状況はさらに深刻になっていくと思われます。
そこで東京都産業労働局では、介護と仕事の両立の現状や課題などを把握し、介護離職の防止に資する、効果的な両立支援策を策定するために、都内企業及び従業員に対するアンケート調査及びヒアリング調査を実施するとともに、有識者に対するヒアリング調査を実施しました。
この調査結果を、労使の皆様をはじめ多くの方々にご利用いただき、介護と仕事の両立に関する課題解決の一助としていただければ幸いです。
最後に、この調査の実施にあたりまして、お忙しい中ご協力をいただきました皆様に厚く御礼申し上げます。
平成30年3月 東京都 産業労働局 雇用就業部
- 調査結果
調査結果はこちらからご覧いただけます → 調査結果報告書(PDFファイル/3.8MB)
アンケート調査の集計表はこちらからご覧いただけます → 集計表(EXCELファイル/340KB)
※集計表(EXCELファイル)のシートの番号は、調査報告書147ページ~215ページの集計表の番号に対応しています。
お問い合わせ先東京都産業労働局 雇用就業部 |