- ◇訓練科の概要◇
金属製品は、デザイン・設計を行い、設計図を基に材料を切断し、板金・製かん加工等で形を造り、組立て、溶接等で完成させる、日本を代表するものづくりの技術で作られます。
当科では、鉄鋼・ステンレスなどの板金加工や各種溶接法、レーザ溶接・切断作業、CAD/CAM操作など、ものづくりに必要な基本の知識と技能について学び、総合的な板金溶接加工の実務的技能者を育てます。
- ◇就ける仕事◇
☆板金溶接技能者☆
金属製品製造に必要な板金技能者、溶接技能者として就職できます。
レーザ溶接や各種溶接法、ガス切断やレーザ加工機による精密切断などの技能を駆使して、様々な形状の金属製品を作り上げます。
照明器具をはじめ、事務機器、機械設備、生産設備機器、輸送用機械器具、建築金物、精密板金加工業(CAD/CAM技術者)など、あらゆる大きさの金属製品を作っている企業への就職を目指します。
- ◇仕事に就いた後◇
☆就職4年目の先輩の言葉☆
習得することが多く、課題も一日毎に変わり技能習得は大変難しいが、日を追って技能の上達を感じることができ、特に安全に関する知識をしっかり学べて大変良かった。作業に対しての心構えや、社会のルールとマナーなど、ものづくりをするための板金・溶接等の技能だけでなく、社会人としての自覚を持つことができた。
☆就職6年目の先輩の言葉☆
就職をするために資格を取れば有利になると思って入校するよりは、日本を支える「ものづくり」をしたいと思って入校すると、やりがいもあるし、ものづくりが楽しく、技能習得も、より深くできるようになる。板金・溶接は、産業の根幹になる重要な仕事であり、日本のものづくりを支える一員として頑張ってほしい。
- ◇取得できる資格等◇ ※印の資格は、資格のページの詳細をご覧下さい。
□資格:
ガス溶接技能講習修了証※
特別教育修了証
(アーク溶接 、自由研削といし、動力プレス)※
□受験資格:
JIS溶接技能者評価試験(鉄鋼・ステンレス溶接等)
アルミニウム溶接技能者評価試験