東京都の予測によると、2035年の東京都の65歳以上人口は370万人(総人口の28.9%)に増加し、介護・福祉に関わる仕事の需要は増加していくことが推測されています。福祉用具は、利用者の生活環境や障害の程度により、必要な形や機能が異なります。このため、利用者が安心して福祉用具を利用できるようにするためには、専門の知識を持った有資格者が行うことが重要です。当科は、福祉用具の取り扱い・メンテナンス、介護、福祉住環境、介護・医療保険についての知識を幅広く習得します。また、実際に福祉用具販売・貸与事業所、介護事業所での実習を行うことで、福祉用具の販売・貸与を行う上で必要な知識を実践的に習得します。