お問い合せ先
東京都産業労働局雇用就業部 労働環境課
電話でのお問い合せ:
03-5320-4652
ファミリーデー実施企業座談会レポート
従業員の家族の職場訪問「ファミリーデー」。平成24年度は約100社に実施いただき、その中から清水化学工業株式会社、社会福祉法人悠遊、ライフネット生命保険株式会社の三社からご担当者をお招きし、ファミリーデーを振り返る座談会を開催しました。コーディネーターは株式会社ワーク・ライフバランス コンサルタントの松久晃士さん。三社の興味深いお話を伺うことができました。

参加社員から好評で、3年連続開催の恒例行事に

ワーク・ライフバランス 松久(以下、松久) まず伺いたいのですが、みなさんはファミリーデーの存在をどのように知られたのですか?

清水化学工業 照屋(以下、照屋) 私の場合は2年前に、両立支援に関する助成金を申請しに都庁を訪れたときに、たまたまパンフレットを見かけたのが最初ですね。そして東京都のホームページをチェックしてみて、これは面白そうだなと思って資料を取り寄せました。

松久 お知りになってから実施まで2年かかったとのことですが、それは何故ですか?

照屋 去年、上に話をしたときには、正直あまり乗り気ではなかったんです。みんなの仕事の手が止まってしまったり、営業サイドの手を煩わせることになるんじゃないか、そんな心配があったようです。それに震災の影響でバタバタしていたということもあって、一度は見送ることにしたんです。それで年度明けくらいから、またメールなどでファミリーデーのお知らせをいただきまして、今年こそはと思って話を進めました。お盆の時期はお客様も休みだから会社も閑散期。みんなの仕事にも余裕があるだろうと思いまして。それと実現できた要因としては、ファミリーデーの情報を、2年越しで根気よく社長に上げ続けていたというのも大きかったんじゃないかと思いますね。

松久 一方でライフネット生命さんの場合は、今年ですでに3年目のファミリーデーになるんですよね?

ライフネット生命保険 吉川(以下、吉川) そうですね。以前の職場でファミリーデーのような家族を職場に招くイベントを経験していた者が数名いたんです。そこで社員が2009年に社長に提案したところ採用されて、翌年に初めて実施することになりました。終了後、社員同士のコミュニケーション向上に役立ったという反響があったので、昨年も2回目を開催して、そして今年で3回目となります。

松久 なるほど。では、悠遊さんの場合はいかがでした?

悠遊 伊藤(以下、伊藤) 確か東京都さんからお知らせをいただいたと記憶しています。うちは中長期方針として「働きがいのある職場」というテーマを掲げていましたから、ファミリーデーを実施することによって、私たちの方針を今一度確認できるいい機会になるのではないかと思ったんです。それで全職員に参加募集の手紙を出したのが、実施日の3週間前くらいかな。女性が多い職場なので、お子さんがたくさん来ることを想定して8月22日の夏休み開催に決めたのですが、意外にも職員のお父さんやお母さんからの参加希望の声が多くてびっくりしましたね。過去の事例などを読ませていただくと、親御さんが参加する例も結構あったようなので、だったら世代に関係なく参加していただこうと。

松久 細かい計画を立てられたのはどれくらい前からですか?

当日までの準備の流れ 照屋 7月に社内に向けての通知は行なっていましたが、実施内容を決めたのは8月に入ってからですね。

伊藤 うちの場合も1ヶ月くらい前からですね。まあ、細かいといっても、内容は普通に職員がお仕事しているところにご家族を招いて交流するだけなんですけどね。でも何かプレゼントは用意したいね、ということでお昼ご飯を一緒に食べたらどうだろうと。お昼ご飯といってもデイサービスでご利用者が食べているものと同じものですけどね。でも、この施設で利用者がどんな食事を食べているのかということも知ってもらいたかったので、そのためのいい機会にもなりました。

松久 ライフネット生命さんはいつ頃から準備を始められたんですか?

吉川 ミーティングが始まったのが、実施日の2〜3ヶ月前からです。社内に実施のアナウンスをしたのは1ヶ月くらい前。そこから実行委員のメンバーが本番に向けての準備を開始したという感じです。